市販 目薬 選び方

市販の目薬の選び方

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目薬の差し方

目の乾きや充血、疲れ目、そしてドライアイといった症状には、手軽に治療を行えることから、市販の点眼薬が人気です。

ほとんどの方は、コマーシャル等で紹介されている物を使うことが多いと思いますが、手軽とはいえ直接目にさす「薬品」です。使い方を一歩間違えれば、トラブルにもつながります。

そうならない為の目薬の選び方や使い方について解説します。

症状にあった目薬

目の症状には様々な物がありますが、以下の症状が多いです。

  • ドライアイ
  • 疲れ目
  • かすみ目
  • 目の充血

それぞれの症状について、どのような目薬を選ぶのが良いのかを紹介します。

ドライアイに有効な目薬

ドライアイとは、まばたきが少なく、涙が減るため乾き目の状態になることです。

原因としては、パソコンをはじめとする、ディスプレイ類を見ることにより、まばたきの回数が減ることが主な要因です。

VDT症候群の症状と予防にて詳しく解説してあるので、こちらもご参照下さい。

これらの症状に有効な目薬は、乾燥を防いで涙の代わりに角膜に酸素と栄養を補給する、いわゆる涙タイプの防腐剤未使用の目薬がお勧めです。

疲れ目を治療する目薬

ビタミンB2、B6、B12またはL-アスパラギン酸カリウム、ラビンアデニンヌクレオチドといった成分が含まれている物がお勧めです。眼精疲労に効果的な目薬もご参照ください。

L-アスパラギン酸カリウム

エネルギーの産生を高めて目の組織の呼吸を促し、組織代謝を促進します。

ラビンアデニンヌクレオチド

フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)という補酵素型のビタミンB2です。ふつうのビタミンB2より、効果の発現が早く効率よく作用します。

ビタミンB2は、糖分や脂質、たん白質などの代謝にかかわっています。また、皮膚や粘膜を正常にたもつ働きもします。不足すると、口が荒れたり、目が疲れたり、皮膚がカサカサすることがあります。
このお薬の有効成分は、ビタミンB2です。したがって、ビタミンB2の不足による口内炎や口角炎、湿疹、ざ瘡(ニキビ)、結膜炎などに用いると効果的です。ビタミンB群は水溶性ビタミンなので、尿から容易に排泄されます。強い作用があるとはいえませんが、副作用の心配はありません。
ビタミンB群は水溶性ビタミンなので、尿から容易に排泄されます。強い作用があるとはいえませんが、副作用の心配はありません。

かすみ目に効果のある目薬

目のかすみがひどい時には、メチル硫酸ネオスチグミンが有効です。

メチル硫酸ネオスチグミン

ピント調節機能の改善を目的に使用されています。

神経伝達物質のアセチルコリンは、毛様体に作用して水晶体の厚さを変化させることにより、光の屈折調整に関与している。メチル硫酸ネオスチグミンは、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることにより、目の調節機能を改善する効果を期待して、眼科用薬に配合される。

充血を抑える目薬

塩酸テトラヒドロゾリンなどを含む目薬が有効です。ただし、これらの目薬を使用する場合、以下の点に注意が必要です。

塩酸テトラヒドロゾリン

いわゆる血管収縮剤で、ステロイド (副腎皮質ホルモン) の一種であり、目の充血を抑える成分です。

ただし、以下の症状にならないよう、使用しすぎないことが重要です。 

  1. 目が充血する
  2. 点眼すると収まる
  3. 効果が切れると余計に拡張
  4. 目が更に充血する

目薬と防腐剤

様々な目薬ランキングや、CMなどで紹介されている「すっきりとした爽快感」というフレーズですが、実はこれらの正体が防腐剤です。

実は危険な防腐剤

これらは開封後に雑菌が繁殖しない為の添加物なのですが、これが含まれる目薬(市販の8割以上の目薬に含まれていますが…)を多用した人によるトラブルが多発するなど、目に悪影響を及ぼす可能性があります。

特に、涙の分泌量が少ない時にこの目薬をさすと、成分を涙で薄めることが出来ない為、濃い状態で作用します。コンタクトレンズを使用している人も同様で、成分がレンズに付着して必要以上の刺激を与える為に注意が必要です。

防腐剤未使用の目薬

これらの理由により、防腐剤の使用していない目薬をお勧めします。私が使用しているのは下記の目薬です。人工涙液タイプですので、コンタクト使用者にもおすすめです。

防腐剤の入っていない人工涙液型点眼剤【目薬】ソフトサンティア 5mL×4本入【第3類医薬品】

目薬の使用期限に注意

防腐剤未使用の目薬は目への刺激が少なく有効なのですが、使用期限については注意が必要です。通常使用期限は1年以上の物がほとんどですが、これは未開封前の話です。 

開栓後は約10日間以上すぎた場合は使用しないでください。防腐剤が入っていない為、細菌による感染症が起こる可能性がある為です。 

ただし、防腐剤が入っているものでも1か月以上経過したものは使用しないようにしましょう。点眼時、容器の先端がまつげやまぶたに触れ、品質が低下している可能性があります。

おわりに

目薬は手軽に使える物ですが、「薬品」であることには違いありません。効果や用途を知らないで使うと思わぬ副作用を及ぼす場合もあるので、注意して下さい。

目薬の差し方や用法を一度しっかりと説明書などで調べた上で使用する事が大切です。

どのような薬にも言えることですが、医薬品は用法、用量を守って正しく使いましょう。

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(裸眼視力0.1)

「楽々!視力アップマニュアル」のトレーニングでついに0.8まで回復し、正常(正視)状態まで到達。

全ての作業が眼鏡無で可能で、裸眼で生活を送る事が可能になる。現在も簡単トレーニングで視力を維持中

このような実体験談を交え、視力回復という目標に対して、意味のないトレーニングや、「本当に効果がある」トレーニングなどの情報発信をしていきます。
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